第26講 シート間飛ばしの算式テクニック。





第26講、テーマは、「シート間飛ばしの算式テクニック」です。

第25講では、日別タイプのシートで集計した数値を、月別タイプのシートに手作業で転記をしましたが、今回は、算式を使って転記をする方法をご紹介します。

この「シート間飛ばしの算式テクニック」は、前回の手作業で転記をする方法を使う方も、他の用途で利用できるケースがありますので、ぜひ押さえておきましょう。


[ シーン1 ]




前回は、日別タイプのシートを完成させてから、月別タイプのシートに転記をするという手順でしたが、今回は、月別タイプのシートから作っていきます。

まずは、上の図のように、「年間」のシートのセルB7に、「=」という入力をした状態にします。


[ シーン2 ]




そして、そのままの状態で、上の図のように、「1月」のシート見出しを選択します。


[ シーン3 ]




上の図のように参照したいセルAG2を選択して、「Enter」キーを押します。


[ シーン4 ]




すると、「年間」のシートに、上の図のような算式が自動的に入り、「1月」のシートのセルAG2から集計結果を引用することができるようになります。

この算式が入ったら、あとは、セルB7を、セルB8からセルB18まで、コピーすれば、出来上がりです。


[ シーン5 ]




上の図のように、見た目は、第25講と同じ結果となりました。

「2月」以降の列も同様の手順で算式を埋めていって下さい。

この方法が便利なところは、「1月」のシートを修正したときに、自動的に「年間」のシートも修正されるところですが、「1月」のシートのひな形を変更したくなった場合などは、少し面倒になるかもしれません。

第25講の方法も、第26講の方法も一長一短ありますが、どちらの方法でいくのかは、もちろん「自由」ですので、お好きな方で作ってみて下さい。






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